台湾基隆市になぜ岡山県人が住んでいるのか?

私は岡山県倉敷市出身で、2007年3月に岡山を離れ台湾の北東にある港町、基隆市に住んでいます。 台湾でのサラリーマン生活で感じた個人的な感想をブログで書かせていただいています。

Tag:Google

Googleは12月18日、2013年のGoogle検索ランキングを発表しました。そのなかで、47都道府県の県名と一緒に検索された急上昇キーワードも公開されました。

岩手県では「あまちゃん」が最も関連ワードで検索されたほか、広島は「カープ速報」、東京は「東京オリンピック」、埼玉は「貧乳」、滋賀は「オスプレイ」といったワードが並んだそうです。
ではわが故郷岡山県はどうだったのでしょう?

岡山でも台風関連が上位
2013年、「岡山」と一緒に検索された急上昇キーワードは、1位警報、2位皇太子、3位岡山市長選挙、4位台風情報、5位トミカ博だそうです。

日本全体の「話題のニュース」では「台風」が1位だったこともあり、岡山も他府県同様、台風関連のキーワードが上位でした。やはり住んでいる岡山は大丈夫なのか、明日は会社に行けるのかとみんな心配だったのでしょう。

日本一楽観な岡山県人 異常気象に命の危険までは感じない人が約9割

その一方で昨今世界で続く異常気象で命の危険を感じた人が日本で最も少なかったのが岡山県。88.3%の岡山県人が今年の異常な気象現象でも命の危険を1回も感じていなかったようです。

東日本大震災の発生後、「災害が少ない」との理由で県外から岡山への移住者が急増し、東京では大規模な「定住フェア」なども開催されたと聞きます。岡山県の良さはこうしたところにあるのかもしれません。

岡山にいると岡山の良さがわからない 
僕は平々凡々で田舎くさい岡山県が嫌で高校卒業後すぐに岡山を離れ、今は台湾に住んでいます。高温多湿な台湾でようやく「晴れの国岡山」の良さを知り、震災直後岡山の実家から「岡山は大丈夫よ」との連絡を聞き、いつも平穏な岡山のありがたさを感じました。

きたる2014年も両親が住む岡山県が平々凡々であることを強く願ってなりません。

もっと岡山県を知るための参考書籍 
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台湾Googleが12月16日、2013年度の検索ワードランキングを発表しました。

特に今年どんなことが話題になったかがわかる急上昇ランキング(昨年と比較して検索量が急上昇したキーワードランキング)では、台湾で注目を浴びたキーワードが並んでいます。

しかしその隙間を縫ってなんと日本関連のワードがしっかりランキングに食い込んでいました。2013年、台湾人が日本のどんなことに関心をもったのか、台湾Googleの結果から観察してみたいと思います。

急上昇ワード1位はやはり「ワールドベースボールクラシック」
日台関係でいうと、2013棒球經典賽(ワールドベースボールクラシックWBC)がPC部門(左)で堂々1位。台湾は第1ラウンドが地元開催となったこともあり、開催球場では開場以来最多の観客が集まるほどに盛り上がりました。

東京で開催された2次ラウンドの対日本戦のケーブルテレビ平均視聴率は放送史上最高の15.47%を記録、2300万人の総人口の半分を超える1200万人が観戦したそうです。

震災への支援に感謝するプラカードが多く掲げられるなか、試合そのものが希にみる名勝負であったこともあり、日台を問わず観ている全てのファンに大きい感動を与えたすばらしいイベントでした。

「拓也哥」って誰だ?
このほか、PC部門3位に日系RPGゲーム「幻想神域」、PC4位、モバイル8位に「進擊的巨人(進撃の巨人)」、そしてPC6位、モバイル9位にLINEがそれぞれ入っています。

思わず見過ごしそうになったのですが、PC部門の9位のところをみると「拓也哥(タクヤ兄さん)」というのがあります。この人物とは新宿二丁目のゲイバー・コレステロールのママ、タクヤさん。

番組で披露したかなりお下品な技が海を越えて中華圏で有名になり、台湾の人気番組『康熙來了』にも出演したそうです。 


日本のAV女優が「林書豪」を押さえて堂々第2位
日本が誇るエロ文化の席巻は「拓也哥(タクヤ兄さん)」だけにとどまりません。AV界の林志玲(リン・チーリン)と呼ばれ、台湾では絶大な人気を誇る人気AV女優・波多野結衣(はたのゆい)もNBA初の台湾系アメリカ人選手「林書豪(ジェレミー・リン)」を抑えて堂々の第2名(モバイル部門)。

波多野結衣が台湾に来た時に乗ったU-Bike(公共用の自転車)が「伝説の自転車」となり、台湾男の間でそれを探して乗ることが流行するくらい有名だとか。

昨今、ゲーム・漫画・アニメに代表される日本発のコンテンツをクールジャパンと称して、官民挙げて対外へ文化輸出・宣伝をしているようですが、この結果を見る限りクールというより、アンダーグラウンドジャパンという感じがしないでもありません。

ともかく2014年はさらにたくさん日本と台湾の友好や親善を表すキーワードがランキングされることを期待しています。 


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先日Google翻訳(Google Translate)のアプリがアップデートして、会話モード機能が日本語でも使えるようになりました。

2011年初めに英語とスペイン語で会話モード機能を導入され、このたび日本語をはじめフランス語、ドイツ語、イタリア語、チェコ語、オランダ語、ポーランド語、ロシア語、トルコ語、ブラジルポルトガル語、韓国語、中国語(北京語)の12言語に拡充されました。

海外で利用する基本的なシーンといえば、食事、買い物、移動、宿泊。それぞれのシーンでこのアプリを台湾で使う状況を考えてみました。
 
食事の注文
台湾でも一般的なレストランに入ると、まずはご注文。ここでアプリの登場となります。しかし料理名を読もうにも漢字のメニューを中国語読みしなければ当然このアプリは使えません。ただ「これはどんな料理ですか?」といった切り口からならば会話モードが利用できそう。

しかし繁盛している店で利用しようものなら、ぐずぐずしているとすぐに片言の日本語で応答されてしまうので、せっかくの目論見もご破算になってしまう可能性が高いと思われます。

食事の支払
あくまで混んでいなければの前提ですが、支払いだけに注文時よりは店員がアプリの会話モードに応答してくれる可能性は高そうだと思われます。ただ目の前にキャッシャーがあり値段が表示されるのであればわざわざアプリを取り出すこともないでしょう。

ただカードやらクーポンやらの話をするのであれば多少アプリを使う余地はあるかもしれません。しかし、多分アプリを取り出す前に店員から日本語か英語で「ok」だの「大丈夫」だのいったフレーズが即座にかえってくるでしょう。

あまりに行動パターンが限定的で、支払など特に重要なところでは店側もしっかり受け答えはできる体制は整っていますから、あえてこんなアプリなぞ出そうものなら問題解決どころか、トラブル発生になりかねないのではないでしょうか?

ショッピング
観光ならばお土産の購入時に使いたいところ。ただ残念ながらおおよそ日本人がお土産を買うところはみなさん日本語が非常に達者。たとえアプリをとりだしても会話はすべて日本語ベースに、そして店員の巧みなセールスベースに乗せられることはおおよそ間違いありません。

夫婦でゆったりした雰囲気でやっているお茶屋さんなどでは、案外アプリのやりとりに応じてくれるかもしれません。

ただ団体でこられている場合、客の入れ替わりの激しいお店では時間的な問題からアプリを取り出して話をしようとすることにためらいを感じるかもしれません。まわりもあまり歓迎はしないでしょう。

タクシー
行き先を告げるのにこのアプリは使えるか?地名など固有名詞がやはり日本語読みに対応していないのでこれも無理でしょう。このアプリを使ったやり取りよりも、グーグルマップを見せたほうが多分30倍は話が早いでしょう。
 
バス
そのバスが果たして、自分が行こうとしている目的地に向かうかが一番気になるところ。ただ公共バスだけに運転手にこのアプリで聞こうにも、バスの運行をしばらく妨げる勇気がなければ難しいかもしれません。
 
一番いいのはバスに乗る前に、バス停でまわりの台湾人にアプリで話しかけることです。

地名がネックなので実際にテキストで書くか、グーグルマップで見せたほうが10倍くらい早いかもしれません。ただ道を聞くのをきっかけに会話がはずみ、このアプリの出番がでてくるかもしれません。 

 MRT・鉄道
駅員は親切に応答してくれるでしょう。混雑時でなければアプリの会話に応じてくれる可能性は高いかもしれません。ただ重要交通ポイントであれば日本語ができる方に出会う可能性があり、アプリの出番がなくなるかもしれません。

宿泊施設では?
一般のホテルでは片言以上の日本語を話す台湾人スタッフが多くフロントに配置されています。日本語が通じなさそうな一般従業員の方とアプリで話そうとしても、アプリを取り出そうともたつく間に多分フロントにヘルプを求められると思われます。

さああなたも台湾人と雑談を
台湾は歴史的経緯や日本文化の浸透度から日本語を学ぶ方も多く、観光客が訪問するところであればおおよそ言葉には不自由することはないでしょう。ですから観光でこのアプリにすがることはあまりありえないと思えます。

ただあえていうならば「台湾人との会話を楽しむ」シーンであれば十二分にこのアプリは使えるかと思われます。

店の従業員と雑談をするなど、会話の中身が特に一言一句重要な性格を帯びず、時間を気にしないのであれば、これほど友好を深めるアプリはありません。

ましてや日本の一般的な生活習慣とあまり差がないだけに、会話の中であまり誤解が生じることもないかと思われます。

あなたも試してみてはどうでしょう?
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1.ネットで情報を探す
日本でも台湾でも同じですが、新しい業界に転職すると覚えることが多くて本当に大変です。

これは転職といった、だいそれたことではなくても、社内で異動があっても同じこと。本を読んだり、いろいろな人に教えを乞うなど、同じような経験をされた人も多いはずです。

僕も台湾で事情によりネット業界に転職することになり、入社日から毎日が勉強です。しかも身の回りにネットが詳しい方もおらず、苦労の連続です。社内も台湾人スタッフばかりで、中国語に難がある僕が納得のいく答えをひきだすのも至難の業。

唯一の日本人である社長に聞こうにも、社長は日々忙しく時間もありません。また社長と僕の間の知識に差が大きすぎて、社長の回答そのものが理解できません。

「なぜなに坊や」になって質問を繰り返せば繰り返すほど、回りは「なにもわかっていないやつに教えられない」と私から遠ざかる一方でした。

日本の専門書を買って読もうにも、台湾の現地採用の身ではさすがに手が出せない。生活水準が台湾物価に沿っているため、おいそれと日本物価水準の書籍を購入するには無理があります。

そんな悩みに「ネットのことならネットで調べろ」と社長にアドバイスをもらい、いくつか方法を考えました。

現在では学生も卒論をネットで調べて書く時代。さらにはコピペでもなんとかなるとききます。(本当はだめなんだけどね)

2.グーグルアラート
わからないことを検索エンジンで検索するのは普通にやっているのですが、もっと効率的な方法、サービスを探してみました。まず見つけたのがメルマガ。メールアドレスなどを入力するだけで定期的に配信を受けられます。

ただ僕の探し方が悪いのか、あまりまじめに配信するところがないし、欲しいと思う内容があまり見当たりません。

そこで次に探し当てたのがGoogleのアラートサービス。

これなら例えば「セキュリティ」に興味があれば、それをキーワードに指定すると、指定した頻度でキーワードに関した最新の情報を自分のメールアドレスに送ってきてくれます。

これは非常に役に立ちました。自分でもどこのサイトをみれば、自分が欲しい最新の情報が手に入るかわからなかったので、こうしたプッシュ型のサービスはとてもうれしい。

今でも利用しているのが「フリーソフト」というキーワード。世の中には便利なパソコンのフリーソフトが山ほどありますが、いったいどんなものがあるのかなかなかわからない。しかも日々いろいろな人が世間に提供していることを考えれば、最新情報がほしい。そういったときにこんなサービスはぴったり。

自社の社名をキーワードにしたら、ブログなどでネット上で最近どういっているのかわかるかもしれない。

3.Google Reader
でも調子に乗ってキーワードが増えれば増えるほど送られてくるメールは莫大で、次第には読みきれなくなります。設定によって一度のメールで掲載される記事の本数も多く、さすがに疲れてきます。

ましてや一度その配信されたメールをあけると終わりまで見ないと気がすまない僕にはこの記事のボリュームに次第にストレスを感じる始末。

そこで現在主に利用しているのがGoogle Reader。各サイトが発信するRSSを登録して読むものです。

わざわざ各サイトにいって、なにか新着記事がないか探しに行かなくてもこのリーダーにRSSを登録していれば自動で配信してくれます。新しいRSSもここから検索して探すことも可能。

記事がリストで並ぶので重複記事は一目瞭然。気になる記事は星印をつけて残しておくことも可能。

アラートのときは、ひとつのメールのなかで気に入って残したい記事があると、その記事を開いてわざわざブラウザでお気に入りをしたりしていて手間だったことを考えると、自分ではかなり楽だと感じています。

もう以前のように、いちいちYahooなどにアクセスして時間をかけてニュースを読むようなことはなくなりました。自分の好みの話題だけを集めてもらい、ひとつのリーダーに集約して読めるということで
かなり時間の短縮になりました。

今は台湾の最新IT記事を配信してくれるRSSを探しています。IThome onlineの記事はかなりまともですが、海外記事が多く、台湾そのもののニュースが比較的少ないような気がします。

なにか台湾のネット、セキュリティ、スマホ関係の記事を取り扱うサイトでRSSを配信してくれるところはありませんか?
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