台湾好きなあなたは夜市に行きましたか?
夜市でモノを売っているのは台湾人ばかりではありません。インド人やトルコ人も頑張ってます。
基隆の廟口夜市ではインド系の方がインド主食のナンらしきものを売っています。お客がものめずらしげに集まると、ナンを高く上へ投げるパフォーマンスなどを見せてくれます。
他の夜市では、よくトルコ人がトルコ式アイスクリームを売っているのを見かけます。最近とある夜市で、アイスクリームを売って活躍するトルコ人が名誉毀損で台湾人に訴えられるという奇妙な出来事が起きました。
トルコ人の売るトルコ式アイスというのは、単にアイスがコーンカップの上に乗っているだけのモノです。しかし夜市でアイスを売るスタイルは少し独特です。できたアイスを先端がY字型になった棒でひっかけてお客さんに渡すのですが、お客が手に取ろうとするとひょいとアイスをひっくりかえしたり、遠くへやったりと棒を自由自在に操ってお客さんになかなかアイスがとれないようにして、周囲を笑わせるパフォーマンスをするのです。
普通は周囲も当のアイス購入者も笑って終わりなのですが、このたびの当事者である台湾人は、馬鹿にされたと思って名誉毀損で訴えたというのです。
ともかく台湾のどの夜市(大きめのところ)でも、不思議とインド人やトルコ人が同じような商品を販売しています。ネットワーク化されているのではないかと感じてしまいます。
これを見て、僕が学生で日本にいたころ、比較的大きな街の繁華街(岡山市内だったはず)の路上でイスラエル人が銀のアクセサリーを売っていたのを思い出しました。
彼らは日本語がわかるからあまりイスラエルの悪口をいうな、モサドの諜報員かもしれない、なんてしたり顔でいう同級生もいてちょっと怖かった記憶があります。でも台湾にはイスラエル人らしき露天商は不思議とみません。
もしかすると名誉毀損で訴えられたトルコ人も実は本国から派遣された諜報員かもしれませんよ!